深紫色に菊尽くしの紋付き七歳祝着
- 子どもきもの
- 七五三・お宮参り
「お気に入りリスト」から、登録したきものの検討・比較や試着、レンタル申し込みができます。
きものについて
アンティーク色振袖から仕立て直した、五つ紋付き7歳用の祝着です。深い紫色の錦紗縮緬に、たくさんの種類の菊の花が手描き、手刺繍で描かれています。地色と対照的な淡い色合いで、とても華やかです。衿、裾回し、振りは赤い絞りの羽織の生地を使っています。色振袖と羽織の両方を使い、帯、巾着バッグ、髪飾りも仕立てています。
小物について
小物は無料です。レンタルお申し込み後、マイページでお選びいただけます。
サイズ
サイズ(身丈) | 131cm |
---|---|
サイズ(袖丈) | 70cm |
対応身長 | 136cmくらいまで |
サイズ(号数) |
セット内容
子どもきものでは、きもの・帯・帯揚げ・帯締め・巾着袋(きものの種類やコーディネートによる)・腰紐(5本)・伊達締め(1本)・帯板・帯枕・袴(袴レンタルの場合)・足袋が含まれます。なお、お子様に数時間でも快適に着て頂くため、当店では肌着に襟のついた半襦袢(刺繍付き)の上からきものを着ていただくことをおすすめしています。そのほか、子ども用の筥迫(はこせこ)、末広(すえひろ)、しごき、ぽっくりも無料でご用意しています。
ご確認事項
- アンティーク品につきましては、多少の色のくすみやシミ、生地の磨耗などがある場合がございます。アンティーク品の特性をご理解いただいたうえで、ご利用ください。
- お使いのモニターなどのPC環境、スマートフォンや携帯電話により、実物と写真の色などに差のある場合がございます。
- コーディネートの帯や小物は、写真とは異なる場合がございます。詳しくは、ご希望がある場合は、ご試着時にご相談ください。
店主のひとこと
いろいろな菊を咲かせて
アンティーク五つ紋付色振袖からのリメイクです。頬ずりしたくなるほどの滑らかな錦紗縮緬です。画像ではやや濃い紫に見えるかもしれませんが、実際は可愛らしい紫色をしています。寒色系の色は、写真ではなかなかそのものの色が伝わりにくいかもしれません。
錦紗縮緬は糸がたいへん細いのですが、その細い糸から、これだけしっかり、ふっくらと織ることができるというのは、相当な技術を持った職人さんでしょうね。この反物を切って仮絵羽という仮縫いの状態にしてから、絵を描いて染めるのですが、この手描きの花がほわっとした優しさがあります。丁寧でやわらかな気性の方だったのでしょうね。手描きの後、手刺繍も加えられ、丁寧な手仕事が見て取れる振袖に仕上がっていました。
この菊の花は、たくさんの種類が描いてあり、饅頭菊、江戸菊、小菊とさまざまです。菊は皇室の花、日本の花として認知されていますが、もともとは中国から渡来した花です。8世紀ころに食用として日本に伝わり、平安時代には観賞用の花になりました。その後江戸時代に日本から欧米に伝わり、それぞれの国で独自の改良を加え、いまでは数えきれないほどの種類になっています。ですが、和菊がやはりほっとしますね。
子ども用祝着としてさらに華やかさを添えようと、赤い絞りの羽織の生地を足しています。裾回し、衿、袖の振りには絞りを足し、袖口から袂にかけての赤いラインは、この羽織の絞りではない部分を使っています。
帯は文庫の変わり結びにしました。基本の結び方は立て矢、ふくら雀、文庫の三つです。この三つを覚えて、後はアレンジで楽しんでください。羽を出したり引っ込めたりすれば、アレンジは無限にできます。楽しい七五三になりますように。
原価の内訳について
私たちは、デザイン、品質、価格に至るまで、お客様に納得してゆめやのきものをご利用いただきたいと考えています。
このため、きものの仕入れから補修、配送などすべての原価を開示しています。
きものの仕入れ
-
- 着物
- 68,000円
-
- 帯or袴
- 20,000円
-
- 長襦袢
- 0円
-
- 補修作業費
- 48,000円
-
- クリーニング費
- 8,000円
-
- 配送費
- 6,000円
-
- 梱包作業費
- 3,000円
-
原価の合計153,000円
-
ゆめや価格
58,000円 -
ご参考価格 (※)
65,000円
※「ご参考価格」は、当社が2019年9月に実施したリサーチ対象のアンティーク着物レンタルECサイト(5店舗、総計979点、2019年9月時点)に掲載されたレンタル用アンティーク着物商品について、当社の種類別ジャンル(振袖、卒業式袴、訪問着など)に沿って分類を行った上、各ジャンル内で商品を価格別に3グループ(高価格帯、中価格帯、低価格帯)に分類し、各グループ毎に算出した平均値を示しています。