濃藍色に葡萄の葉の付下げ
- 訪問着
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きものについて
葡萄の葉が描かれた現代物の付け下げです。光沢のある綸子地が濃藍色に染められ、葡萄の葉が手描きされています。秋色に染まった葉の中に、菊、松、梅が描かれているのも素敵なデザインです。帯は、菊、笹、梅などが織り込まれた袋帯を結びました。帯の縁には、格子、観世水文、青海波などの吉祥紋様が織り出され、静かな色合いながら、たいへんおめでたい図柄です。秋の柄ですので、10~11月にお召しになるのがおすすめです。
小物について
小物は無料です。レンタルお申し込み後、マイページでお選びいただけます。
サイズ
サイズ(身丈) | 165cm |
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サイズ(袖丈) | 50cm |
対応身長 | 170cmくらいまで |
サイズ(号数) | 7号~13号 |
セット内容
きもの・帯・帯揚げ・帯締め・バッグ・草履・かんざし/髪飾り・肌着・裾よけ・長襦袢(半襟付き)・重ね衿(きものの種類やコーディネートによる)・衿芯・腰紐(5本)・コーリンベルト・伊達締め(2本)・帯板(1枚、花嫁、振袖の場合2枚)・帯枕・三重仮紐・足袋が含まれます。なお、肌着のサイズはレンタルのお申し込み後に当店よりメールにて確認させていただきます。
ご確認事項
- アンティーク品につきましては、多少の色のくすみやシミ、生地の磨耗などがある場合がございます。アンティーク品の特性をご理解いただいたうえで、ご利用ください。
- お使いのモニターなどのPC環境、スマートフォンや携帯電話により、実物と写真の色などに差のある場合がございます。
- コーディネートの帯や小物は、写真とは異なる場合がございます。詳しくは、ご希望がある場合は、ご試着時にご相談ください。
店主のひとこと
10月、11月に纏う日本の侘び寂び
訪問着のカテゴリーに分類しましたが、正確には「付け下げ」というきものです。訪問着と付け下げの違いは、衿に柄が掛かっているかどうか、きものと共になる裾回しが付いているかどうか、この2点です。このきものには、衿に柄が入っていませんので、「付け下げ訪問着」になります。すっきりとした柄で、お食事や観劇など、どこへでも気軽にお召しいただけるきものです。
描かれたのは葡萄ですが、実がありません。夏の収穫を終えた葡萄ですね。秋になり、緑色だった葉が、すこし黄色くなりはじめた頃の葡萄です。濃藍色に染められた正絹の綸子地には、黄色い葉が描かれ、紅葉の紅色や、枯葉の黄土色の縁取りがされています。夏色の緑の葉にはぼかしが施され、秋色の葉の中には松、菊、紅葉、梅の花が手描きされています。日本の侘び寂びを感じる絵柄ですね。
帯は、金色と濃藍色の地に、菊、梅、撫子、松が織り出され、亀甲、檜扇、蝶なども散りばめられています。帯の縁は、さらに深い藍色で縁取られ、縁の中には格子、観世水文、青海波などの吉祥紋様が織り出されています。こんなに多くの吉祥紋様を、織り、手刺繍で施しながらも、派手ではなく、たいへん落ち着いた印象の袋帯です。
秋色に染まった空気の中で、さりげなくこのきものをお召しになって、お出掛けするのも楽しいかもしれません。
原価の内訳について
私たちは、デザイン、品質、価格に至るまで、お客様に納得してゆめやのきものをご利用いただきたいと考えています。
このため、きものの仕入れから補修、配送などすべての原価を開示しています。
きものの仕入れ
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- 着物
- 120,000円
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- 帯or袴
- 38,000円
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- 長襦袢
- 18,000円
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- 補修作業費
- 45,000円
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- クリーニング費
- 8,000円
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- 配送費
- 6,000円
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- 梱包作業費
- 3,000円
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原価の合計238,000円
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ゆめや価格
38,000円 -
ご参考価格 (※)
0円
※「ご参考価格」は、当社が2019年9月に実施したリサーチ対象のアンティーク着物レンタルECサイト(5店舗、総計979点、2019年9月時点)に掲載されたレンタル用アンティーク着物商品について、当社の種類別ジャンル(振袖、卒業式袴、訪問着など)に沿って分類を行った上、各ジャンル内で商品を価格別に3グループ(高価格帯、中価格帯、低価格帯)に分類し、各グループ毎に算出した平均値を示しています。