松竹梅とぼかしの黒振袖
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きものについて
珍しい「ぼかし」の上に、松竹梅、宝尽くしと貝合わせ、桃などが描かれた錦紗縮緬(きんしゃちりめん)のアンティーク黒振袖です。ほかにも、鳳凰、鶴、桜、船など、おめでたい柄が手描き、手刺繍してあります。帯は七宝柄の丸帯を合わせてみました。黒留袖や、お祝いの席に好まれる七宝柄です。部分的に施されたブルーやグリーンの寒色が、全体を引き締めています。成人式向けレンタルでは、ファーがつきます。
小物について
小物は無料です。レンタルお申し込み後、マイページでお選びいただけます。
サイズ
サイズ(身丈) | 162cm |
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サイズ(袖丈) | 108cm |
対応身長 | 167cmくらいまで |
サイズ(号数) | 7号~13号 |
セット内容
きもの・帯・帯揚げ・帯締め・バッグ・草履・かんざし/髪飾り・肌着・裾よけ・長襦袢(半襟付き)・重ね衿(きものの種類やコーディネートによる)・衿芯・腰紐(5本)・コーリンベルト・伊達締め(2本)・帯板(1枚、花嫁、振袖の場合2枚)・帯枕・三重仮紐・足袋が含まれます。なお、肌着のサイズはレンタルのお申し込み後に当店よりメールにて確認させていただきます。
※ご婚礼用の商品の場合、上記に加えて、筥追(はこせこ)・末広(すえひろ)・抱え帯(またはしごき)も含まれます(お色は3パターンからお選びください)。
ご確認事項
- アンティーク品につきましては、多少の色のくすみやシミ、生地の磨耗などがある場合がございます。アンティーク品の特性をご理解いただいたうえで、ご利用ください。
- お使いのモニターなどのPC環境、スマートフォンや携帯電話により、実物と写真の色などに差のある場合がございます。
- コーディネートの帯や小物は、写真とは異なる場合がございます。詳しくは、ご希望がある場合は、ご試着時にご相談ください。
店主のひとこと
ピンクの春霞を纏う
1本1本、手仕事で紡ぎ出した正絹を黒く染めた上に、たくさんのおめでたい図柄が手描き、手刺繍されたアンティーク黒振袖です。
黒とは言っても、たいへん珍しい地色で、墨黒の春霞のような「ぼかし」が施されています。墨でグラデーションになった地の上に、鳳凰、鶴、桜、松、笹の葉、梅、船に桃など、古典的なおめでたい絵柄が総動員されています。現代ではあまり見かけませんが、裾のほうに描かれた「船に桃」は子孫繁栄を願う絵柄です。
紋は、「丸に柏の葉」の五つ紋、お身内の結婚式などに着ると喜ばれる、最高礼装の五つ紋となります。柏の葉は、丈夫なうえに柔らかさもあるため、古代は食器として使われていました。柏は「神様が宿っている木」として扱われるようになり、現在でも、宮中行事では「神様に捧げる食器」として用いられています。柏が用いられた家紋は70種類を超えているようですよ。
帯は七宝柄の丸帯を合わせてみました。きものに描かれた笹の葉のブルーや、松のグリーンなど、明るい寒色系のお色を助けるように、はっきりとしたブルーとグリーンが入り、「ほわっ」とした印象の黒振袖を、「キリッ」と引き締め、「松竹梅」が鮮やかに浮かび上がります。
こちらの梅の図柄は水戸から伝わったものです。「梅里」の俳号で知られる「水戸光圀」が藩主であった水戸の国で生まれた図柄です。水戸の黄門様とゆかりの深い図柄だと思うと、なんだかおおらかな気持ちになりますね。
きものの丈は162cmあり、裾の柄もたいへん豪華なことから、成人式のほかにも、花嫁のお引き摺りとしてお召しいただくこともできます。ピンクのぼかしと、赤い梅の花が、花嫁の初々しさをいっそう引き立てることでしょう。
原価の内訳について
私たちは、デザイン、品質、価格に至るまで、お客様に納得してゆめやのきものをご利用いただきたいと考えています。
このため、きものの仕入れから補修、配送などすべての原価を開示しています。
きものの仕入れ
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- 着物
- 98,000円
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- 帯or袴
- 48,000円
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- 長襦袢
- 28,000円
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- 補修作業費
- 56,000円
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- クリーニング費
- 8,000円
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- 配送費
- 6,000円
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- 梱包作業費
- 3,000円
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原価の合計247,000円
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ゆめや価格
180,000円 -
ご参考価格 (※)
260,000円
※「ご参考価格」は、当社が2019年9月に実施したリサーチ対象のアンティーク着物レンタルECサイト(5店舗、総計979点、2019年9月時点)に掲載されたレンタル用アンティーク着物商品について、当社の種類別ジャンル(振袖、卒業式袴、訪問着など)に沿って分類を行った上、各ジャンル内で商品を価格別に3グループ(高価格帯、中価格帯、低価格帯)に分類し、各グループ毎に算出した平均値を示しています。