鴇色に扇面、ねじり梅の総絞り振袖
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きものについて
総絞りの赤いアンティーク色振袖です。檜扇や花の絵柄も絞りでほどこされた、価値ある一品です。柔らかい正絹に絞りがほどこされ、格別な肌触りに仕上がっています。帯は白地に金、銀、赤の扇面がたくさんの花々で手刺繍されています。きものも帯も手仕事の凄みがみごとに表れています。成人式向けレンタルでは、ファーがつきます。
小物について
小物は無料です。レンタルお申し込み後、マイページでお選びいただけます。
サイズ
サイズ(身丈) | 159cm |
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サイズ(袖丈) | 94cm |
対応身長 | 164cmくらいまで |
サイズ(号数) | 7号~13号 |
セット内容
きもの・帯・帯揚げ・帯締め・バッグ・草履・かんざし/髪飾り・肌着・裾よけ・長襦袢(半襟付き)・重ね衿(きものの種類やコーディネートによる)・衿芯・腰紐(5本)・コーリンベルト・伊達締め(2本)・帯板(1枚、花嫁、振袖の場合2枚)・帯枕・三重仮紐・足袋が含まれます。なお、肌着のサイズはレンタルのお申し込み後に当店よりメールにて確認させていただきます。
※ご婚礼用の商品の場合、上記に加えて、筥追(はこせこ)・末広(すえひろ)・抱え帯(またはしごき)も含まれます(お色は3パターンからお選びください)。
ご確認事項
- アンティーク品につきましては、多少の色のくすみやシミ、生地の磨耗などがある場合がございます。アンティーク品の特性をご理解いただいたうえで、ご利用ください。
- お使いのモニターなどのPC環境、スマートフォンや携帯電話により、実物と写真の色などに差のある場合がございます。
- コーディネートの帯や小物は、写真とは異なる場合がございます。詳しくは、ご希望がある場合は、ご試着時にご相談ください。
店主のひとこと
色の数だけ愛されて
ぜひ手に取って、羽織っていただきたい総絞りのアンティーク色振袖です。
絞りというのは、柄に合わせて糸を巻き、色を入れて染め、糸を解いて乾かします。そして次の柄もまた、糸を巻き、色を入れて染め、糸を解いて乾かします。この作業を色の数だけ繰り返していくのです。このきものは、檜扇に捻り梅が描かれています。梅の中はブルー、黄色、ピンク、赤など、いったい何色使ってあるでしょうか。たいへんな作業だったと思います。
きものは12m~13mの反物が必要ですが、振袖は袂が長い分、余計に反物が必要になります。1枚の振袖を仕立てるのに16mほどでしょうか。この振袖に総絞りをほどこすためには、20万粒以上の絞りが必要で、そのひとつひとつに4回から6回糸を巻きます。もちろん手で巻くのです。根気と根性の賜物ですね。これだけ手間が掛かるのでたいへん価値が高く、誂えるとお値段も高くなります。
以前、解(ほど)きの作業をかじってみたことがあるのですが、手がすぐに痛くなり、肩はパンパンに張ってしまいました。昔の人は根性がありましたね。懲りずに今持っている白生地に、絞りを入れようかと思っているのですが、糸で巻いて、ぐつぐつ煮て色を入れて、乾かして、それから解きます。この作業を思うと、気が遠くなってしまいそうです倒れそうです。
閑話休題。絞ったあと、幅出しをして仕立てをするわけですが、幅出しをするときも、絞りが伸びきらないように、裏打ちという薄い布を留めていきます。これだけでもたいへんな仕事です。
職人の愛情がこもった総絞りの色振袖です。
原価の内訳について
私たちは、デザイン、品質、価格に至るまで、お客様に納得してゆめやのきものをご利用いただきたいと考えています。
このため、きものの仕入れから補修、配送などすべての原価を開示しています。
きものの仕入れ
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- 着物
- 48,000円
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- 帯or袴
- 38,000円
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- 長襦袢
- 18,000円
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- 補修作業費
- 28,000円
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- クリーニング費
- 8,000円
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- 配送費
- 6,000円
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- 梱包作業費
- 3,000円
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原価の合計149,000円
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ゆめや価格
60,000円 -
ご参考価格 (※)
150,000円
※「ご参考価格」は、当社が2019年9月に実施したリサーチ対象のアンティーク着物レンタルECサイト(5店舗、総計979点、2019年9月時点)に掲載されたレンタル用アンティーク着物商品について、当社の種類別ジャンル(振袖、卒業式袴、訪問着など)に沿って分類を行った上、各ジャンル内で商品を価格別に3グループ(高価格帯、中価格帯、低価格帯)に分類し、各グループ毎に算出した平均値を示しています。