波間に色とりどりの鶴が舞う引振袖
- 引振袖
- 婚礼
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きものについて
正絹の錦紗縮緬(きんしゃちりめん)に飛鶴吉祥文様が手描きされた、大正時代の五つ紋付アンティーク黒振袖です。色とりどりの鶴が皆一様に空を仰いで羽ばたき、「天まで届け」と言わんばかりの息づかいが感じられるデザインです。胴裏は「もみ」と呼ばれる赤い生地が付けられ、裾のふきには綿が入っています。帯は白地に、金色に輝く鶴が描かれたものを結びました。
小物について
小物は無料です。レンタルお申し込み後、マイページでお選びいただけます。
サイズ
サイズ(身丈) | 172cm |
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サイズ(袖丈) | 114cm |
対応身長 | 177cmくらいまで |
サイズ(号数) | 7号~13号 |
セット内容
打掛・掛下きもの・長襦袢・掛下帯・帯揚げ・帯締め・バッグ・草履・かんざし/髪飾り・肌着・裾よけ・長襦袢(半襟付き)・重ね衿(きものの種類やコーディネートによる)・衿芯・腰紐(5本)・コーリンベルト・伊達締め(2本)・帯板(1枚、花嫁、振袖の場合2枚)・帯枕・三重仮紐・足袋が含まれます。なお、肌着のサイズはレンタルのお申し込み後に当店よりメールにて確認させていただきます。
ご確認事項
- アンティーク品につきましては、多少の色のくすみやシミ、生地の磨耗などがある場合がございます。アンティーク品の特性をご理解いただいたうえで、ご利用ください。
- お使いのモニターなどのPC環境、スマートフォンや携帯電話により、実物と写真の色などに差のある場合がございます。
- コーディネートの帯や小物は、写真とは異なる場合がございます。詳しくは、ご希望がある場合は、ご試着時にご相談ください。
店主のひとこと
まろやかな黒に舞う鶴
きもの、帯どちらとも、東北地方の豪農だった方から譲り受けたものです。NHK朝の連続ドラマの撮影で、主人公の花嫁衣装の候補に挙がっていましたが、主人公が貧しい家の出という設定に対して、鶴が贅沢に描かれているなど「柄が豪華すぎる」という理由で、最終的には採用されなかったという裏話があります。たしかに豪華ですね。
豪奢なデザインですが、黒地は墨黒ほどに色が抜けており、まろやかな色合いになっています。赤茶色の水面から、色とりどりの鶴がいっせいに飛び立ちます。鶴の背景には、松に桐、菊、梅などの花々と、雲取り紋様や檜扇が描かれ、七宝、亀甲花菱、蜀江の古典紋様も見られます。お嬢さまの門出をお祝いするのにふさわしい絵柄ですね。
生地は錦紗縮緬で、ふわっと軽く、体の形に寄り添ってくれる正絹です。当時は裾のふきに綿が入っているものが一般的で、このきものにも施されています。胴裏は「もみ」と呼ばれる赤い生地を使っています。「もみ」は傷みやすいため、ゆめやで補修を繰り返しながら、お客様に大切に使っていただいています。
賑やかな絵柄ですが、一目でアンティークものだと分かる風格が備わっています。卒業式や成人式におすすめの黒振袖です。
原価の内訳について
私たちは、デザイン、品質、価格に至るまで、お客様に納得してゆめやのきものをご利用いただきたいと考えています。
このため、きものの仕入れから補修、配送などすべての原価を開示しています。
きものの仕入れ
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- 着物
- 130,000円
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- 帯or袴
- 158,000円
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- 長襦袢
- 28,000円
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- 補修作業費
- 66,000円
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- クリーニング費
- 8,000円
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- 配送費
- 6,000円
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- 梱包作業費
- 3,000円
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原価の合計399,000円
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ゆめや価格
210,000円 -
ご参考価格 (※)
260,000円
※「ご参考価格」は、当社が2019年9月に実施したリサーチ対象のアンティーク着物レンタルECサイト(5店舗、総計979点、2019年9月時点)に掲載されたレンタル用アンティーク着物商品について、当社の種類別ジャンル(振袖、卒業式袴、訪問着など)に沿って分類を行った上、各ジャンル内で商品を価格別に3グループ(高価格帯、中価格帯、低価格帯)に分類し、各グループ毎に算出した平均値を示しています。